ソルガム栽培事業

ソルガムを栽培するというバイオマス
(生物資源)燃料事業を推進していく上で、その燃料となるものに
1 .廃棄物系バイオマス(廃棄される紙、家畜廃棄物、食品廃棄物、建設廃棄木材) 、製材工場残材、下水汚泥等)

2.未利用バイオマス稲わら・麦わら・もみ殻等)

3.資源作物さとうきびやトウモロコシなどのエネルギーや製品の製造を目的に栽培される植物)があります。色々な燃料が試されています、その生産効率と安定供給に於いて問題を抱えています。
ここで注目を浴びているのがスーパーソルガムです。干ばつや多雨、また半乾燥地域などの厳しい環境でも成長することに加え、栽培適正エリアが広く、年間400ml以上の降水量があれば非常によく育ちます。茎の中の液体からは、糖やバイオエタノールが生産されます。エタノール製造過程での搾汁後の残余には若干の糖分が残るので、乳酸菌の増殖がよく、高品質な牛用の乳酸発酵飼料(サイレージ)になります。発電用原料としても利用されます。



スーパーソルガムとは 。

ソルガムはエチオピア原産のイネ科の植物です。ソルガムを伝統的な交配やゲノム情報を活用した最先端の技術など、いずれも遺伝子組み換えを伴わない方法で品種改良し、やがて構築されたソルガム集団の中から、目的や地域ごとに最適なソルガムをスピードに選抜します。こうして選別されたソルガムの数系統をスーパーソルガムと呼びます。